これまで学生起業家特化ファンドやVR特化ファンドなど、特定の領域に特化したファンドを設立し、積極的にベンチャー投資を行ってきたコロプラと、同社の100%子会社であるコロプラネクスト。その両社が1月25日、新たに30歳以下の起業家を支援する「コロプラネクスト3号ファンド投資事業組合(『コロプラネクスト次世代起業家ファンド』)」を設立した。
2015年3月に設立され、現在も運用中の学生起業家支援に特化した「コロプラネクスト1号投資事業有限責任組合」ではこれまでに15社に投資しており、そのうち複数社はすでに追加の資金調達を実施済みだという。投資対象を拡大するため、新たに30歳以下の起業家を支援するファンドの設立に至った。(2015年のファンド設立時に行ったコロプラネクストへのインタビューはこちら)
1号ファンドでは1社あたり数百万円から多くても1000万円程度の出資という話であったが、今回の次世代起業家ファンドでも対象はシード・アーリーステージにあるスタートアップと、既存の出資先が主になるとのことで、ファンド名の通りこれから活躍していく次世代起業家の育成支援を行っていく。
また今回、第1号案件としてチャットボット活用支援ツールを運営するhachidoriへ出資したことも合わせて発表されている。hachidoriはFacebook MessengerやLINEに対応したチャットボットをプログラミング不要で作成できるサービスだ。なお、出資額は非公開となっている。