サムスンの折り畳みスマホGalaxy Z Flipの5G版は8月7日発売

Samsung(サムスン)は、同社のビッグイベントであるUnpackedに先駆けてこの数週間、ニュースを小出ししてきた。同社は米国時間7月20日に「新型のGalaxy Noteを含む5つの強力な新製品をお披露目する」と発表(未訳記事)した。しかし米国時間7月22日に、その謎の新製品の中には「Galaxy Z Flip 5Gがない」ことが明らかになった。Flip 5Gの公式発表を、本日やってしまったからだ。

このデバイスの発売は8月7日で、価格は1450ドル(約15万5000円)だ。どう考えても安くはないが、最初のGalaxy Z Flipよりも170ドル高いだけだ。そして最初のGalaxy Foldより約500ドル安い。Flipはもちろん、次々と問題続出のFoldよりもずっと好評だ。というか、このデバイスをめぐる世論は「Foldをお蔵入りにしてFlipを最初のフォルダブルにしたほうがサムスンのひどい頭痛も治る」方向に傾いている。

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特筆すべきは、このニューバージョンのデバイスは、Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon 865 Plus 5Gチップ以降の、より新しいチップをサポートするサムスンの初めての製品であることだ。本体色はミスティック・グレーとミスティック・ブロンズの2色。プレスリリースに記載されているそのほかの内容は、「遠い昔の」2020年2月に発売された初代Flipに似ている、

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このデバイスは、同社の2タイプあるフォルダブルの1つで、ほかはGalaxy Fold 2だ。それは、この前のデビュー機と同じく、とても高価なお値段が付くのだろう。

画像クレジット: Samsung

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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