サムスンの社内インキュベーターC-Labに今年もおもしろい作品揃う

Samsung(サムスン)の社内インキュベーターC-Labで最近作られたハードウェアが、なかなかおもしろい。これまでの卒業生はスマートベルトや拡張現実など、いろいろなものを制作してきた。プロジェクトは常に実用的でないではないが、なかなか興味深い。

このインキュベーターは2020年で誕生から9年半になる。最新の卒業生グループの作品も、例によって多種多様で、最も印象に残るのはHylerとSunnyFiveだ。前者は「スマートハイライター」で、手書きのテキストをデジタル化する。その情報をインターネットに接続されたモバイルデバイスに送るとHylerアプリに保存され、簡単に検索で探せるようになる。

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SunnyFiveは、ちょっとデストピア的な作品だ。「窓の形をしたデバイス」は人工の日光を生み出し、地下室といった窓のない環境でビタミンDを作れるようになるなど、本物の日光の利点をもたらすことができる。要するに窓型の日光浴療法器具で、本物の日光にように日焼けや皮膚への害がないことが売りだ。

さらにワークブックの間違った答えを指摘する学習サービス「Haxby」や紫外線露光センサー「RootSenso」、3D効果を作り出す「Blockbuster」などもリストアップされている。サムスンは向こう5年間、彼らの支援を行う。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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