今日(米国時間5/25)Facebook CEO Mark Zuckerbergが祝辞を述べるハーバード大学卒業式を前に、同大学の名高い学生新聞に…興味深い見出しが掲載された。
「速報:Mork Zinkletink 、インターネット中を攪乱」
このでっち上げ記事を最初に報じたのはBusiness Insiderで、The Harvard Crimson紙のDerek Cho代表は不正侵入者によるものだとTechCrunchに伝えた。
本日、The Harvard Crimsonウェブサイトが不正ユーザーによって改変された。現在復旧に努めている。読者に迷惑をかけたことは遺憾であり、卒業式が無事終了することを願っている。
Zuckerberg自身が残したCrimson紙との過去の軋轢を踏まえると、ふさわしい出来事と言えなくもない。
遡って2004年、学生だったZuckerbergはCrimsonの編集者2人のメールアカウントに侵入した疑いをかけられた。彼の新しいサイトTheFacebookに対する知的財産権侵害の訴えについて書かれた記事を発行前に読むためとされている。Zuckerbergは、編集者らがTheFacebookへのログインに失敗した記録を元にパスワードを推測し、アカウントに侵入したと伝えられた。
現在The Crimsonのサイトは、通常の卒業記念特集に戻っているが、今日の卒業式で祝辞を述べるZuckerbergの写真は再びサイトに戻ってくるはずだ。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook )