どこかおいしい食事のできる店を見つけたいのだが、Yelp上での評価などが信用出来ないと感じているとしよう。そんなときは、どうすれば良いだろう。そんなときは、お腹をすかせたプロの料理人が食事する店を教えてもらえば良いのではなかろうか。以前も紹介したChefs Feedは、まさにそうした目的で開発されたアプリケーションだ。料理のことを最もよく知っている人々からの情報を提供しようとしているわけだ。
数年前にiOSアプリケーションをリリースして、そしてついにAndroid版のリリースに至った。また、ビジネス展開をさらに強力に進めるため、Zinioの共同ファウンダー兼CEOであったRich MaggiottoをCEOとして招請した。
Chefs Feedを設立したのはSteveとJaredのRivera兄弟だ。レストラン業界での広報業務などを経験した後、そこで培ったシェフたちとのネットワークを活かして、おいしい店の情報を蓄えていった。そうして集まった情報や繋がりを活かしたいと考えるうち、Chefs Feedのアイデアが生まれたのだ。シェフたちが持つ情報をシェアするためのプラットフォームを作ってみようと思い立ったわけだ。
現在、Chefs Feedには1000名以上のシェフが参加し、いろいろなレコメンド情報を提供してくれているそうだ。そうした情報提供の見返りとして、シェフは利用者達と直接にコミュニケーション行うことができ、自分の店や、おすすめメニューなどについての情報を流すことが出来る。シェフと利用者の間にはこれまでに2300万の「コネクション」が生じ、それをきっかけとして、100万回以上のレストラン訪問の機会が生まれているのだとのこと。
今回、Android版をリリースしたことで、さらに多くの利用者を獲得するチャンスを得たことになる。
デジタルニューススタンドサービスのZinioを立ち上げたMaggiotoは、CEOとして優秀な人材の獲得やビジネス面での成長戦略を進めていくこととなる。ビジネスとしては、広告、スポンサーシップ、そして利用者ないしはシェフに関するアクション分析の提供などを行っている。
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(翻訳:Maeda, H)