今日(米国時間12/13)、ジェフ・ベゾスの宇宙企業、Blue Originがまた新た段階を達成した。乗員を宇宙に運ぶために開発された最新のCrew Capsule 2.0が初の飛行に成功した。Crew Capsule 2.0はNew Shepardロケットの先端に取り付けられ、テキサス州の基地から発射されて、高度98kmまで上昇した後、無事に回収された。
New Shepardロケットには各種の商用、研究用の機器も搭載されていたが、打ち上げ10分後に着陸ステーション逆噴射によって安定を保ちながら静かに着陸した。Blue OriginがNew Shepardロケットを打ち上げ再利用するのはこれで7回目になる。有人の乗員カプセルはNew Shephardから切り離され、パラシュートで着陸した。
今回の飛行ではCrew Capsule 2.0は有人ではなかったが、 テスト用ダミー人形を積んでいた。実際の乗客が体験する衝撃などが記録された。Blue Originでは2019年初めには有人飛行を成功させたいとしている。来年はBlue Originにとって忙しい年となるだろう。つまりわれわれもBlue Originのロケットについて見聞きする機会が増えるはずだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)