オンデマンド輸送のUberが今日また新しい機能を発表し、さらに手軽に利用できるようになった。最新のソフトウェアアップデートでは、他の乗客と料金を分割支払いできる。これで友達と相乗りする時の負担を減らせるだけでなく、ユーザー基盤の拡大も期待できる。
最新アプリでは、利用者は車を呼んだ後「料金分割」機能を選び、連絡先から友達を招待したり、手動で携帯電話番号を入力することができる。するとアプリから同乗者にメッセージが送られ、そこのリンクからアプリを開くか、ダウンロードして支払い情報を入力する。
Uberはこの新しい料金分割機能によって、価格的に益々コモディティー化しつつある市場の中で、自社サービスをより利用しやすくできる。スタート後の数年間、Uberの主なライバルは流しのタクシーや配置業者で、早くて確実な配車を特徴としてきた。そして利便性と信頼性の代価として付加料金を課している。
今やUberは、LyftやSideCarといった他の乗り合いスタートアップから、低コストの戦いを仕掛けられている。対抗してUberは、サンフランシスコでuberXサービスの料金を劇的に値下げした。料金分割機能によって、Uberは複数乗客による利用がさらに便利になる。
副次効果とし、まだUberで支払ったことのない乗客のスマートフォンにアプリをインストールできる。これは今後の潜在利用者の増加を意味する。
2009年の設立以来、Uberは計5700万ドルを調達した。出資者には、Menlo Venters、Benchmark Capital、Goldman Sachs、Jeff Bezos、CrunchFund、First Round Capital、Lowercase Capital、Founder Collective、 および多くのエンジェル投資家らがいる。
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(翻訳:Nob Takahashi)