スマートウォッチが主要ハードウェアメーカーの多くにとって注目のデバイスカテゴリーになりつつある今、スマートフォン用アプリをどこまで腕に移植できるかという問題がある。大きなハードルの一つは、腕の上でテキストメッセージやメールにすばやく返信できるようにすることであり、そこにMinuumのどこでもキーボードが登場した。
Minuumキーボードは、トロント拠点のスタートアップ、Whirlscapeが開発した入力メソッドで、元々はスマートフォンで画面を大きく占有することなく自然にタイプできる方法としてプロトタイプが作られた。すでにベータ版がAndroid用に公開されており、ユーザーレビューによるとスマートフォンでは好評のようだ。
Whirlscapeは自分たちが作るキーボードを、ウエアラブルを含め、あらゆるデバイスで使えるようにデザインしている、とファウンダーらが以前言っていた。今日(米国時間1/22)、彼らはそれを証明した。上のビデオにあるように、スマートウォッチのGalaxy Gearで動いているMinuumは、あの小さな画面で可能だとはとても思えないほど便利に文字を入力している。動画はワンテイクで撮ったものでカメラトリックはないとMinuumチームは言っていた。
今のところMinuumは「社内デモ」であり、少なくともSamsungがGearプラットフォームを公開するまではそのままだが、既に他のスマートウォッチメーカーとは、出荷時にソフトウェアを組み込む話をしているとも言っていた。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)