家庭用スマートファイヤウォールのCujoがDisruptのステージに登場したのは今年の5月だったが、今から考えるとそれはまさに、正しい製品が正しいタイミングで現れた、という感じだった。なぜなら、そのころからIoTデバイスへの攻撃が急激に増え始め、各種のスマートホーム器具の普及とともに、家庭内のホームセキュリティの弱点も、ひとつ、またひとつと増えていったからだ。
その後同社はクラウドファンディングで資金を集め、その可愛らしくて小さなスマートファイヤウォール(上図)が世に出たときには多くの好評が寄せられた。まだ生後6か月の製品だからCESで重要なアップデートが発表されることはないだろうが、いくつかの新しい機能は加わるようだ。
まずソフトウェアのアップデートにより、ペアレンタルコントロール(parental controls, 親による管理)が加わり、メッシュデバイスのLumaやEeroで見たように、子どもが良からぬWebサイトやアプリにアクセスできないように管理できる。アクセスのコントロールはデバイス別やコンテンツ別に設定でき、また一日の画面on時間の設定、夕食の食卓ではタブレットの使用不可、怪しげなコンテンツのブロック、などの設定もできる。
これらの新しい機能は、来週からのCESで披露されるだろう。