わずか数カ月前に1500万ドル(約15億6000万円)のシリーズAを発表したイスラエルのテルアビブを拠点とするサイバーセキュリティ企業Huntersが米国時間12月10日、Snowflake VenturesからOpen Extended Threat Detection & Responseサービス(XDR)のための追加の成長投資を受け取ったことを発表した。これによりSnowflakeのベンチャー部門は、シリーズAラウンドをリードした既存の投資かであるM12やU.S. Venture Partners、YL Ventures、Blumberg Captial、Okta Venturesに加わることになる。
Snowflake Venturesが同社に投資しているという事実は、SnowflakeがHuntersの最初の顧客の1人であり、同社の脅威探索サービスのデザインパートナーだったことを考えれば、驚くことではない。Huntersは、これまで手作業で行われていた脅威検出プロセスを自動化するツールを企業に提供する。企業のネットワークおよびセキュリティツールから収集したデータを使って、Huntersは企業のインフラストラクチャおよびデータ資産に対するステルス攻撃を検出することができる。
「SnowflakeとHuntersは、組織が安全な方法でデータを完全に活用できるようにするという同じビジョンを共有している」とSnowflakeの企業開発責任者であるStefan Williams(ステファン・ウィリアムズ)氏はいう。「SnowflakeのデータクラウドとHuntersの画期的なセキュリティ運用テクノロジーを組み合わせることで、クラウド規模でのクラス最高レベルの自動脅威検出を共通の顧客に提供できます」。
なお、Snowflake Venturesがローンチしたのはわずか1カ月前(Snowflake Venturesリリース)のこととなる。ファンドの目標は「データを活用し、顧客への価値提供とデータクラウドにとっての機会の拡大にコミットしている成長段階の企業への投資を通じて、イノベーションを促進すること」だ。同社の最初の投資先は、機械学習のプラットフォームであるDataRobotだった(Snowflake Venturesリリース)。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)