先週北京で行われたイベントで、中国のスクーター会社Segway-Ninebot(セグウェイ-ナインボット)グループが、新製品を3種類発表した。中でも注目されるのが「KickScooter T60」で、AIを利用して充電ステーションに自動的に帰ってくるスクーターだ。
同社は来四半期にはパイロットテストを開始する予定で、来年中の製品化を目指している。「レンタルスクーター運営者にとっての悩みのタネは低コストで車両を維持することだ」とNinebotのガオ・ルーフェン(Gao Lufeng)会長はReutersのインタビューで語った。
この「スマート」スクーターの価格が1400ドル前後と、一般的モデルよりずっと高いことを考えると、コストは興味深いポイントだ。しかし、同会長は声明で、充電のためにスクーターを回収するコスト要因を強調した。
さまざまな都市の議会で、配達ロボットが注目の話題となっている今、歩道における自動運転車両の合法性も問題になっている。本件のような比較的短距離の移動も同様だ。
同社は詳細を明らかにしていないが、YouTubeで公開された動画には、実際に走行、自走するT60が登場する。
同イベントでNinebotは、室内および室外向けの配達ロボットも発表した。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )