英国発のタクシー配車サービス「HAILO」。2013年9月に大阪へ進出し、2015年には東京での展開も予定していたが、それを前にして国内でのサービスを終了することが明らかになった。
HAILOでは今週、ユーザーあてに「日本国内での本格展開に先駆けて大阪でサービスを提供してきたが、8月10日を持ってサービスの提供をいったん終了する」という旨のメールを送信している。メールによると、8月10日23時59分を持ってアプリへのログインができなくなるという。
HAILOは日本交通の配車アプリやUber同様にアプリからタクシーを呼び出すことができるサービスだ。呼び出せるのは同社と提携するタクシー会社や個人タクシー。
同社は2010年の創業。2011年にはイギリス・ロンドンでサービスをスタートした。その後米国やヨーロッパの都市にサービスを広げてきた。ただし2014年10月には米国から撤退。2015年春にはレイオフの話題があったりと、海外でも厳しい局面を迎えているようだ。
冒頭にあるとおり日本でのサービスインは2013年9月。当初は日本法人のHailo Network Japanがサービスを展開していたが、2014年には運営母体を新会社のヘイロー株式会社に移し、経営体制も刷新した。さらに光通信からも資本を入れており、2015年には東京でもサービスを提供するとしていた。