デルタ航空が無料機内Wi-Fiをテスト開始

Delta Airlines(デルタエアライン)は、無料機内Wi-Fi提供の計画をついに発表した。ただし、目標達成にむけての第一ステップは一部の機内でテストを行うことで、今月開始される。5月13日から1日55便の国内便で無料サービスを提供する。

テストの目的はシステムの負荷を把握することだ。現在、機内Wi-Fiを実際に利用している乗客はごくわずかだ。Deltaの現在のプロバイダーであるGogoによると、さまざまな提携航空会社を合わせた平均で12%程度の乗客が使っている。当然その数字は無料になれば飛躍的に上昇する。

「テストはこの非常に複雑なプログラムを正しく運用するための鍵になる。実現のためには多くの創造性、投資、および計画が必要であり、単にスイッチを入れるだけではない」とDeltaの機内サービス責任者がウォールストリートジャーナルに語った。

飛行機にWi-Fiサービスを搭載、維持する費用は決して安くないが、多くの企業が無料でサービスを提供している世界で、その法外な料金は突出している。荷物のチェックイン料金同様、Wi-Fiは航空会社が旅行者から1セントでも多く搾り取る手段のひとつになっている。

実際、JetBlueは主要航空会社の中で唯一、乗客全員に無料インターネットアクセスを提供しているが、サービス提供にあたっては企業スポンサーに依存している。Deltaは無料アクセスの規模を拡大する正確なスケジュールを発表していない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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