ドローンのスピードレース主催のDrone Racing Leagueが早くも53億円超のシリーズC調達

最近の2年ぐらいで、企業のドローン利用がとても盛んになってきたが、今度はドローンをエンターテインメントに使おうというスタートアップがビッグな投資を調達している。

そのDrone Racing Leagueと名乗るスタートアップは今、シリーズCで5000万ドル(約53.5億円)を調達しようとしている。今日発行されたSECのドキュメントがそう言っている。同社はそのうちの2600万ドルをすでに調達していて、今は残りの完了を目指している。主な投資家はLux CapitalやRSE Venturesなどだ。

TechCrunchはいま、Drone Racing Leagueにコメントを求めている。

同社はこれまでに、Sky、CRCM Ventures、Hearst Venturesなどから3200万ドルを調達している。そのシリーズBの2000万ドルは2017年に完了した

このスタートアップは、名前が示すようにドローンのスピードレースがビジネスだ。ドローンにはそんなエキサイティングな面もあることに着目して2015年に創業された同社は、空飛ぶFormula-1レースのスリルを味わえるリーグを作ろうとしている。

TechCrunchは2016年に同社の取り組みと、それを取り巻く熱心なドローンレースのファンたちを取材した。選手は自作のハードウェアを時速150km近くの速度で飛ばし、試合は空の倉庫や本格的なスポーツアリーナ行われる。レースの実況は、NBC SportsやTwitter、Sky Sports、FOX Sports Asiaなどで行われている。

関連記事: When drones go pro(ドローンがプロの選手になる、未訳)

[原文へ]

(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。