Googleの野心あふれるGlassディスプレイは一般公開まで未だに遠いが、この出来たてホヤホヤのGlassに、第一人称写真撮影以外にできることが増えた。つい先ほどNew York Timeは、独自のGlass対応アプリを公開した。これは野心的ヘッドセットにとって初のインストール可能なサードパーティーアプリだ(厳密にはPathが最初のサードパーティーアプリで、初期バージョンのデバイスにプレインストールされていた)。
New York TimesがここまでGlassをもてはやすのは驚きではない。Googleのデベロッパー担当者、Timothy JordanはNew York TimesのGlassアプリを、オースチンのSXSW 2013で(、最新のニュースや見出しが一定間隔でヘッドマウントディスプレーに表示されるところを披露した講演の全篇はこちら)。ニュースのストリームを追う操作はごく簡単のようだ。頭を軽く傾けると写真や記事本文を見ることもできる。
アプリの設定は簡単だ。上のリンクをクリックするとGoogleアカウントを聞かれる。
準備が完了すると、Glassは時折あなたの耳元でヘッドラインを読み上げる。簡単な記事要約を読み上げる機能もある。日々のニュースを実にいい感じで(妙に侵略的かもしれないが)消費できる。他社も独自のGlass体験を創造することを既に約束している。PathとNew York Times以外に、EvernoteやおそらくTwitterまでもがGoogleの破天荒なデバイスのためにアプリを開発している。
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(翻訳:Nob Takahashi)