ノンピ「nonpi foodbox」が法人向けオンラインランチ会議専用の食事配送を開始

ノンピ「nonpi foodbox」が法人向けオンラインランチ会議専用の食事配送を開始

「日本全国に料理と飲み物を1箱にしたフードボックス」を届ける「nonpi foodbox」を展開するノンピは9月28日、「ランチプラン」の販売を開始した。配送開始は10月5日で、価格は税抜3000円。

ノンピが、食事をしながら気軽に意見交換ができるランチミーティングをオンラインでも実現できるよう、オンラインランチ会議専用の「nonpi foodbox」を開発。ランチタイム向けの食事(全9種)とソフトドリンク(全2種)を1箱にして、参加者の自宅(指定住所・指定配送日時)にクール便で全国配送を行う(一部地域除く)。

また利用の際は、開催日7営業日前までに申し込む必要がある。幹事から参加者のメールアドレスをノンピに送付すると、同社にて配送先住所や配送時間を収集する。幹事のオペレーションを最小限に抑えると同時に、参加者のプライバシーを守れるとしている。また、費用清算は一括での対応となる。

販売個数は最大1日3000食で、1日500食以上の注文を希望する場合は、事前に問い合わせるよう呼びかけている。

ノンピ「nonpi foodbox」が法人向けオンラインランチ会議専用の食事配送を開始

食事内容は、つまみやすいデリ6種ほか、同社のマンチーズケータリングでも人気のあるメニュー、ミニバーガー・ラップロール・カルボナーラペンネをセットにした。ボリューム感のあるプランでありつつ、食べやすいサイズにしており、食事だけに集中しずぎず会話の流れを止めないよう工夫したという。

ノンピ「nonpi foodbox」が法人向けオンラインランチ会議専用の食事配送を開始

ノンピ「nonpi foodbox」が法人向けオンラインランチ会議専用の食事配送を開始

またソフトドリンクについては、ノンピが運営するカフェR.O.STAR豊洲店で提供している、人気コーヒーをセット。属焙煎士が生豆の買い付けから焙煎まで自分たちの手で納得いくまで行い、焙煎して2週間以内のフレッシュな豆だけを用いて、1杯分のドリップバッグの状態で届けるとしている。

ノンピ「nonpi foodbox」が法人向けオンラインランチ会議専用の食事配送を開始

  • 料理全9種: 6種のアラカルト(トマトのタルトキッシュ、エビとブロッコリーのサラダ、鶏もも肉のから揚げ、ラタトゥイユ、生ハムとキャロットラぺのサラダ、野菜のピクルス)、ミニチーズバーガー、ラップロール (フムスとキャロットサラダのベジタブル)、カルボナーラペンネ
  • ドリンク全2種: ドリップバッグ入りコーヒー(カップ、スティックシュガー、ミルク、マドラー付き)、お茶

コロナ禍で急速したリモートワークにより、作業効率を優先する反面社員同士のコミュニケーションが最低限の打ち合わせや連絡事項だけになり、何気ない会話や些細なコミュニケーションの必要性を感じるという声も少なくない。

一方で、夜の懇親会の場合お酒が飲めない、プライベートの予定がある、子供がいるなどの事情を考慮する必要がある。

ノンピは、4~5人程度の少人数のランチミーティングなら、限られた時間の中での開催のため、延長されにくいこと、スケジュール調整しやすい点をメリットとして指摘。雑談はじめリラックスした状態でコミュニケーションを取れるほか、気軽に意見交換アイディア出しにも最適な点も挙げている。

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。