信用調査最大手のEquifaxは、1億4300万人分のアカウント情報がハックされたと9月7日に発表した。それ以来株価は急降下し投資家はさらに下落すると予想している。
同社株は金曜日(米国時間9/8)に14%下落し、月曜日(同9/11)にも8%下げ、時価総額にして数十億ドルが消えた。月曜日の終値は113.12ドルだった。
これは史上最も影響の大きいサイバー攻撃と考えられる。米国人の半数近くの個人情報が流出したのだから。漏洩したデータには社会保障番号、信用度スコアなどが含まれ、銀行口座の詳細データを盗まれた例もあった。
さらに、Equifaxの幹部らはハッキングの事実を知りながら持ち株を売ったという疑惑をもたれて非難を浴びている。Equifaxは、問題の幹部は株を売った時点でハッキングを知らなかったと説明した。疑惑をもたれている幹部の一人が同社のCFOであることを考えると、なんとも驚きだ。
金曜日に配信されたTechCrunchの“Equity” ポッドキャストで詳しく取り上げている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )