ビデオを制作/アップロードする前にYouTubeが使用音楽の著作権の有無などを教えてくれる

Googleは今日(米国時間12/8)、ユーザが著作権のある音楽のビデオをYouTube Audio Libraryにアップロードしたらその後どうなるかを、事前にお知らせする機能を導入した

今日までは、ユーザがビデオをYouTubeにアップロードすると、YouTubeのコンテンツIDシステムが、そこに著作権のある音楽が含まれてないか調べる。アーチストやレーベル(レコード会社)は、1)そのビデオのオーディオをミュートする、2)ビデオそのものを見せない、(もっと賢ければ)3)そこに広告を載せて広告収入を得る、などの態度を選べる。問題は、アップロードする人に事前にそのことが分からないことだ。ビデオを作って、アップロードしてみて、やっと分かる。

Audio Libraryの新しい検索機能を使うと、これからは、何が起きるかが事前に分かる。たとえば本誌TechCrunchのお友だちであるCharli XCXBoom Clapをあなたのビデオで使いたかったら、(1)そのビデオは世界中の人が自由に見られる、(2)広告が入る、(3)あなた自身には広告収入はない、ということが事前に分かる。

これでYouTubeのコンテンツクリエイターたちの心の負担が相当軽くなる。いやらしい削除警告は依然としてありえるけど、とにかく、自分のビデオにこの音楽使ったらどうなるかな?ということが事前に分かるのはありがたい。感謝祭用に苦労して作ったビデオを、家族が見られない、とあとになってから分かるより、ずっとましだ。

YouTubeには今、使用料無料の曲集もあるから、収益目的のビデオを作るときには便利に利用できるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

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