カクトクは10月12日、J-KISS型新株予約権の発行による資金調達を発表した。引受先はVOYAGE VENTURES、セゾン・ベンチャーズのほか、既存投資家の朝日メディアラボベンチャーズ、コロプラネクストの運営するファンド。累計調達金額は4億円となった。
同社は、フリーランス営業職・営業代行会社と企業をオンライン上でマッチングする営業代行プラットフォーム「カクトク」を展開。1万人を越えるフリーランス・副業の営業人材と、600社以上の営業代行会社が登録しているという。企業側は、最短7日で新規開拓からクロージング、さらに営業戦略まですべての営業プロセスをアウトソースできるとしている。
今回調達した資金は、より適切なマッチングを提供するための機能改善や新機能開発、認知拡大のためのマーケーティングに活用する。
2016年に設立されたカクトクは、「誰もがプロフェッショナルとして活躍できる世界をつくる」をミッションに、営業力に課題を抱える企業と、営業フリーランス・副業の営業人材や営業代行会社とのマッチングをサポートすることで、営業戦術と働き方の新時代を作り出すサービスを提供するとしている。
カクトクのほかに、フリーランスや副業で営業を行なう際に役立つ情報を掲載する「kokoroe」、営業責任者向けの営業特化型メディア「SALES BRAIN」といったウェブメディアも運営している。