ボーズが睡眠に特化したイヤフォン新製品「Sleepbuds II」を発表

新型コロナウイルスの感染蔓延の懸念もあり、睡眠を十分にとるのは難しい。世界が毎日バラバラになっているようには感じられないが、Bose(ボーズ)オリジナルのSleepbuds IIは現在の「コロナ不眠症」を改善すべく、絶妙のタイミングで登場した。

新しいバージョンは前バージョンと同じで、快適なリスニングポジションを見つけて眠ることができるという原則に従っている。そして従来同様、新製品もボーズの独自コンテンツに依存している。こxの「ポジション」というのが私の大きな問題の1つだったが、それは今でも変わらないようだ。ボーズはコンテンツをアップデートし続けているが、この250ドルのヘッドフォンでは自分が落ち着くための音楽を聴くことはできない。

ボーズによると「アクティブノイズキャンセリングヘッドフォンや追加機能を備えたインイヤーヘッドフォンではありませんし、音楽をストリーミングしたり、通話をしたりすることもできません。一部の人にとってはあまり意味のない製品かもしれません。とはいえ、アンビエント・アルバムを楽しみながら眠りにつくのが好きな人には、他にも睡眠に特化したイヤフォンがいくつかあります」と説明している。

コンテンツライブラリはまだ少し限られているが、拡大はしている。現在35本の無料トラックが用意されている。「15 Naturescapes 」は、カントリーロード、海岸線、ボードウォークなどを散歩しながら心を落ち着かせてくれるし、10の「10 Tranquilities」は、リフト、ドリフト、ドリームなどの音色でストレスや緊張を和らげてくれる。

本体は従来よりも軽量化され、ノイズキャンセリング機能も向上している。また、新たに独自開発したイヤーチップを採用し、より快適な装着感を実現した。いずれも歓迎すべき追加機能であることは間違いないだろう。バッテリーはフル充電で10時間の再生が可能で、ほとんどの夜には十分だろう。新しい充電ケースを使えば、バッテリー駆動時間をさらに30時間延ばすことができるので、再び旅行できるようになったときには重宝しそうだ。また、バッドには10個までのサウンドファイルを収納できるストレージも用意されている。

Sleepbuds IIは、本日より予約販売を開始し、10月上旬に米国で出荷を開始する予定だ。

画像クレジット:Bose

[原文へ]

(翻訳:TechCrunch Japan)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。