[ポッドキャスト]出所者がスタートアップの世界に飛び込むと誰も犯罪履歴を調べないから立ち直りも早い

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[筆者: Ruben Harris]

刑務所で刑期を終えた人は、その“犯罪歴”のゆえに、社会復帰が難しい場合が多い。その犯罪が“非暴力犯罪”だった場合でも、だ。

企業は求職者の経歴調査をするから、就職もほとんど不可能で、最近“釈放された”人も、食べ物にありつくために犯罪に復帰せざるをえない場合がある。

この悪循環のことを累犯性(recidivism)と呼び、今日のゲストDivineは、どうやってこの循環を断ち切ったかを語る。

Divineが著名なVCのBen Horowitzに出会った話は、あなたも読んだと思うし、確かに感動的だけど、今日の彼は、自分の生い立ちを語っている。彼は19歳で月に20万ドルを稼ぐようになり、そして結局は刑務所行きとなった。

その後彼は、再犯の循環を断ち切るには教育が重要と悟り、また、刑務所産業とでも呼ぶべき業態が多くの小企業を潤していることを知る。それと同時にDivineは、テクノロジー業界のリーダーたちが刑事司法の改革やそれ以上のことに取り組んでいることも、知った。

あなたが拘禁の経験者であったり、あるいは友だちや知人に立ち直りに努力している人がいるなら、Divineから、獄屋からイノベーションへの道を学べるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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