マイクロソフトがXboxクラウドゲームと連動するモバイルゲームアクセサリ発表

2019年10月にMicrosoft(マイクロソフト)はDesigned for Xboxの認証をモバイルアクセサリのラインアップに拡大すると発表した。その目的は明白だ。同社は独自のストリーミングサービスであるProject xCloudを通じて、スマートフォン向けゲームに本腰を入れようとしている。

マイクロソフトは米国時間8月4日午前、公式ブログでいくつかの新製品を発表した。製品ランナップでは、ゲームアクセサリに興味を持つ人なら誰でも知っているはずのブランドから5種類の認定デバイスが登場する。また9月15日のXbox Game Pass Ultimate発売を前に、すべての製品の予約受付が開始されている。

アクセサリのほとんどは、当然ながらコントローラーだ。レイテンシーを別にすれば、この種のテクノロジーにおける最大の障害はコントロールだ。つまり、タッチスクリーン式のスマートフォンでコンソールゲームをプレイする場合が問題となる。十分なアクセサリがなければ、ほとんどのタイトルはうまくプレイできないだろう。

ありがたいことにRazer、PowerA、8bitdoの3社が、xCloudのストリーミングサービスへと特別にデザインされたコントローラを発売する。拡張性の高いRazer KishiとPowerA MOGA XP7-X Plus Bluetoothコントローラーは両方とも100ドル(約1万600円)、8bitdoのコントローラーは50ドル(約5300円)だ。PowerAと8bitdoはともにXboxコントローラーをスマートフォン装着するクリップを15ドル(約1600円)で提供する。

さらに、SteelSeriesから100ドル(約1万600円)のヘッドフォンであるArctis 1も登場する。このヘッドフォンは、コンソールゲームとモバイルデバイスの両方で利用できるように専用に設計されている。

画像クレジット:Microsoft

原文へ
(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。