マッケンジー・ベゾスが離婚発効をツイート、ジェフにAmazon株の75%を渡す

米国時間4月4日、マッケンジー・ベゾス氏はこの日をもってAmazonのCEO、ジェフ・ベゾス氏との26年間の結婚が正式に終了したとツイートした。マッケンジーはジェフが個人として所有するニュースメディアであるワシントン・ポスト紙、民間宇宙企業、Blue Originに関する権利をすべて元夫に引き渡すと付け加えた。

またこの離婚調停は両氏が共同所有するAmazon株式の75%、およびマッケンジー氏の元に残される25%の株式の議決権をジェフに引き渡すという。この取り決めについてマッケンジーは「(Amazonグループの)素晴らしい会社の発展にジェフが引き続き力を尽くせるようにするため」とツイートしている。

マッケンジーは離婚手続きが最終的に決着したことを「喜ばしい」としたうえで「人生の次のページに向けて私自身の道を歩むことができることとなった」と述べた。マッケンジー・ベゾス氏自身、2005年に「The Testing of Luther Albright」(ルーサー・オルブライトの試練) でデビューした作家でもある。この作品はAmerican Book Awardを受賞している。

3カ月前にTwitterで離婚手続き中であることを発表したのはジェフ・ベゾス氏だった。夫妻は試験別居に進んだものの「今後も良き友人であり続ける」としていた。

Amazon株は現在1813.02ドルで取引されており、2人の持ち株は1430億ドル(16兆円)の価値がある。単純計算で、今後のジェフ氏の持ち分は1074億ドル(12兆円)、マッケンジー氏の持ち分は356億ドル(3.9兆円)ということになる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

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TechCrunch Japan

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