メルセデスやレクサスを実質ゼロ円で自家用車に、Anyca Officialシェアカー始まる

DeNA SOMPO Mobilityは8月7日、個人間カーシェアサービス「Anyca」(エニカ)に「Anyca Officialシェアカー」のサービスを追加した。同サービスは、シェアリング(レンタカー)利用を前提とした新しい自動車所有の仕組み。同社は、ディー・エヌ・エー(DeNA)とSOMPOホールディングスの合弁会社。

自動車の所有権はDeNA SOMPO Mobilityにあるが、管理者は駐車場の確保と、洗車や清掃、ガソリンの補給といったの管理を請け負うことで、実質0円で自動車をマイカーのように所有できるというもの。実際には自分が管理を請け負っている自動車を、他のドライバーが利用した際にカーシェア料金の10%ぶんがポイントとして付与され、このポイントを使って同じカーシェアサービス上で自動車を予約・利用が可能となる。自動車にはカーシェア受け渡し用の機器が取り付けられており、アプリ上で登録した免許証をかざすことで開錠できるため、鍵の受け渡しなどは不要だ。なお管理者は、一般利用者よりも1週間先の期間までその自動車を予約できるというメリットがある。

サービス開始にあたり、5000円のクーポン券がもらえるキャンペーンを実施する。対象者は、Anycaでの個人間および「Anyca Officialシェアカー」のカーシェアを初めて予約する人。キャンペーン期間は9月30日まで。

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TechCrunch Japan

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