アプリの開発・運用・分析をノーコードで提供するアプリプラットフォーム「Yappli」(ヤプリ)を提供するヤプリは10月11日、顧客管理、ポイント・電子マネーの発行、アプリマーケティング施策をワンストップで実現する「Yappli CRM」(ヤプリ シーアールエム)のリリースを発表した。
同社によると、Yappliは現在550社以上の企業に導入されているという。CRMについては、従来導入企業側で用意してもらっていたが、Yappli導入が広がる中、CRMを利用していないケースや、開発済みのCRMがいわゆる「レガシーシステム」(過去の技術や仕組みで構築されているシステム)となっており、拡張性や保守性に課題を感じているケースが増えていたそうだ。
この課題を解決するために生まれたサービスが、ノーコードでCRMを開始できる「Yappli CRM」としている。ヤプリでは、これまで顧客側の基幹システムとの連携を実現しおり、その知見をベースにモバイル時代に最適化されたCRMの開発に取り組んだという。
- ノーコードの顧客管理システム:CRMに必要な、顧客の会員登録、認証、情報管理などをすべて搭載。アプリを軸に顧客管理システムを開始できる
- ポイント・電子マネーの発行:ポイントカードと電子マネーを外部サービス連携なしで発行・管理可能。会員ランク別のポイント発行にも対応
- 1to1の顧客体験を実現:顧客のタイミングに合わせた多彩なシナリオ設計によるプッシュ通知やクーポン・ポイント付与などの機能を提供
- シームレスなサービス連携でアプリデータを活用:アプリの場合、顧客の購入データだけでなく購買後の行動データも多く取得できまる。それらデータを外部メールサービス、MA、CDPなどと連携させ、データドリブンなマーケティングに活用できる