乳幼児向け知育玩具・おもちゃのサブスクリプションレンタルサービス「トイサブ!」を展開するトラーナは12月7日、既存株主からの追加投資(フォローオン投資)による総額約1億円の資金調達を発表した。引受先は、ANOBAKA、サムライインキュベートの2社が運営する各ファンド。
調達した資金により、4年後の2024年に「トイサブ!」ユーザーを10万名にまで増やすべく、高機能な社内管理システム開発の加速、ユーザーのサービス体験を向上するプロダクトの提供を目指す。また、ユーザーに提供する価値を最大化するために、テックリードエンジニア、プロダクトデザイナーを迎え、テクノロジーとデザインによるサービス価値増強を図る。
システムエンジニアリングへの投資を一層強めていくと共に、既存ユーザーを含めた「親子時間」の当事者である、すべての子どもとともにある人々への認知・関心を届けるマーケティング施策も進めていく。
さらに、同社経営組織をより強固なものにしていくため、経営管理体制の充実への投資を惜しみなく行い、しなやかな組織体制の実現に向けて邁進するとしている。
トイサブ!は、2015年11月より運営を開始した、0歳3ヵ月〜満6歳の乳幼児向け知育玩具・おもちゃのサブスクリプションレンタルサービス。2020年11月時点で約7000名のユーザーが利用しているという。
同サービスでは、最短2ヵ月ごとに乳幼児向け知育玩具・おもちゃ6点(4歳以上はおもちゃ5点)の交換が可能。申し込み時やおもちゃ返却時のアンケートをもとに、同社専属プランナーが各家庭に最適なおもちゃを選定し、成長の著しい乳幼児に定期的におもちゃを届ける。
関連記事
・小・中学向け教育×エンタメ事業「SOZOW」のGo Visionsが総額1.1億円を調達
・子育Tech委員会が子育て領域サービスをまとめた「子育Techサービスカオスマップ(2020年版)」を公開
・150ヵ国で利用される思考力育成アプリ「シンクシンク」開発のワンダーラボが小学館から2.5億円調達
・母子手帳アプリ「母子モ」が自治体の子育て関連事業のオンライン化を支援
・保育ICTのコドモンがNTT西日本とタッグ、全国展開へ