今日(米国時間10/26)は朝からTwitterには有意義な日となった。
昨年の大統領選に関与を試みたとしてロシアの有力メディア、RTとSputnikに広告出稿を禁止しただけでなく、四半期決算でも意外な好調ぶりをみせた。今年中に黒字化を達成できる見込みが発表されたことでTwitterの株価は市場内取引で15%も急上昇した。
Twitterは2017年の第3四半期の赤字を2100万ドルまで圧縮することに成功した。当期の売上はやや減少していたものの、今年第4四半期の営業成績の見通しが極めて有望なものだった。
投資家向け発表 [PDF]は以下のようなものだ。
Q4について当社は次のように予測する。:
• 調整済みEBITDA:2億2000万ドルから2億4000万ドル
• 調整済みEBITDAマージン〔対売上比〕は35%から36%
• 資本支出は1億1000万ドル未満
• 株式による報酬は9000万ドルから1億ドル調整済みEBITDAが予測の高値を達成した場合、当社はGAAPベースで黒字化を達成できると予測している。
Q3決算の好結果と併せ、この発表は投資家に好感を与えた。Twitterについて市場はこのところ赤字の垂れ流しとユーザー数増加の頭打ちという暗いニュースばかり聞いていた。
ただしTwitterの黒字化予測の根拠の大きな部分は社員に対する株式ベースの報酬支払〔ストックオプション〕を減らすというものだが、他にも明るい要素がないわけではない。月間ユーザー数〔DAU〕は対前年比で4%アップした。アメリカにおける売上はわずかに減少したものの、海外での利益は6%アップしている。
Twitterにとってlなすべきことは山積しているが、他のポジティブな要素に加えて黒字化達成の見通しが株価に好影響を与えたことは疑いない。
画像: Justin Sullivan/Getty Images
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)