どこかのWebサイトやそのサービスを見て、大いに感動し、“ここで仕事をしたい!”と熱烈に思って、実際にそこに求職したことが、あなたにもおありだろうか? Surabhi Guptaにも、そういうことが起きたのだ。当時Googleの正社員のソフトウェア技術者だった彼女は、旅の泊まり先を予約できるマーケットプレースサービスAirbnbを初めて使ったとき、そのプロダクトと、それに感じられる将来性に惚れ込んでしまい、Airbnbの社員になってしまった。
Guptaは彼女の今の仕事に情熱的に取り組んでいる。そこで今回の本誌Inside Jobsシリーズでは彼女を取り上げ、Airbnbにおける一日の仕事や、今の仕事に行き着いた経緯について聞いてみた。
彼女の、ソフトウェア技術者の本質論がなかなかいい。それは、学校で勉強したコンピュータ科学よりも、もっともっと大きなものだ、と彼女は言う。そして、どんなにベテランの技術者になっても、初心者の気持ちをキープすることがたいせつだ、とGuptaは言うのだ:
“いちばん重要なのは、勉強する意思を持ち続けることだと思う。必要なスキルを身に付けるためには教育や訓練を受けることが重要、と思っている人が多い。でも、基礎的なスキルは学校などで身につくとしても、仕事から得られるスキルの方がもっともっと多い。私は確かにかなりの経験を積んではいるけど、でも、勉強すべきことはつねに山ほどあるわ。
だから、勉強は、ある時点で終わるものではなくて、毎日が勉強だと私は思う。そして、そういう気持ちでいること、自分にはまだ知らないことの方がずっと多いのだ、と自覚していることが、結局、仕事のもっと良いやり方、もっとやりやすいやり方を見つけることにも、つながるのよ。”
彼女のお話の全体は、上のビデオでお聴きいただきたい。
Inside Jobsシリーズは、3月24日から6月16日までの毎週月曜日に、計12回掲載する短期連載で、今のテクノロジ業界を動かしている現場の仕事人たちに、お話を聞いていく。先週は、Fitbitの対話とデザイン担当VP Tim Robertsにご登場いただいた。
プロデューサー、撮影、編集、音響、照明: John Murillo
コーディネータ、クリエイティブディレクター: Felicia Williams
ロゴデザイン: Bryce Durbin
モーショングラフィクス、グラフィックデザイン: Eden Soto
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))