すでにかなりのことがPokémon Goについて報じられている。Ingressの開発チームが任天堂と協力してiOSとAndroidでプレイできるクレージーな拡張現実ゲームを開発した。実際、私はもうプレイしてみた!
しかし一つだけミステリーが残っている。リリースの日付」だ。開発したNianticはリリース・スケジュールに関してはスーパー沈黙を守ってきた。それでも若干のニュースが聞こえてきた。
今朝(米国時間6/15)、任天堂、The Pokemon Company、Nianticは共同でライブのQ&Aセッションをアメリカに配信した。この中で任天堂の伝説的なゲーム・プロデューサー、宮本茂氏は大方の意表を突いてPokemon Go Plusのリリースのスケジュールを明らかにした。Go Plusはこのゲームのオプションとなるハードウェアだ。屋外でスマートフォンの画面を見続けなくても、このGo Plusがあればポケモンの位置を知ったり、捕まえたりすることができる。
宮本氏によれば、Go PlusはJuly月末まえにリリースされ、価格は34.99ドルだという。
ライブ画像ではこのニュースに対してパネリストたちが驚いて身じろぎする様子を見ることができた。つまり、このデバイス自身はゲームと連動するのでなければ、見た目がクールだという以外に役に立たない。それが7月末に出荷されれるのであれば、ゲーム本体は当然それより前にリリースされていなければならない。
The Pokemon Companyの石原恒和CEO・社長はすぐにこの意味に気づき [通訳を介して]こう述べた。
「宮本さん、あなたはGo Plusデバイスの出荷日をお話になったのだと思いますが…そうなると当然アプリはその前に出ていないといけない。皆さんを失望させないために、われわれは全員これからハードワークをこなす必要がありますね。」
もちろんこれは具体的な日付ではない。しかしリリース・スケジュールに関して今のところいちばん詳しい情報だ。Nianticの社員の1人は私の取材に対して、「最終的なローンチ日付はまだ公開できる段階になっていない :(」と返事してきた。
また石原氏は私が前回の記事で書いたこのゲームの詳細をいくつか確認した。リリース当初、プレイヤーはPokemonをトレードすることはできない。しかしその機能は将来追加される、などだ。
このゲームについて簡単におさらいしておくと、Pokemon Goはわれわれにとって馴染み深いGameboy/DSゲームからのゲーム・コンセプトのドラスティックな転換といえる。われわれは画面の中に入り込むのではなく、現実の世界に出る。われわれはiPhone/Androidのカメラを通じて拡張現実の世界を見ることができ、そこでPokemonを探すことになる。詳しくは私のゲーム体験レポートで。
〔日本版〕こちらはTechCrunch Japanの5月下旬のPokemon Go記事
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)