任天堂は大ヒットを連発してカムバックを成功させつつある。今日(米国時間10/25)、同社はスマートフォンRPGの新しいタイトル、Animal Crossing: Pocket Camp〔どうぶつの森 ポケットキャンプ〕を発表した。ゆるい環境で動物や他のプレイヤーと遊ぶ(Tom Nook〔カイゾー〕はかなり資本主義的だが)カルトゲームの最新版は11月下旬にiOSとAndroidで配信が開始される。
この愉快なゲームのファン(実はかなりたくさんいる)は任天堂がモバイル版への移植に十分な注意を払っていないのではないかと心配していた。マリオの移植に比べると、今回のポケットキャンプは独自のモバイル版というよりゲーム機版のミニ版のようだ。
ポケットキャンプはフルゲームと比べるとゲームエリアもややダウンサイジングされているが、印象はなじみ深い。プレイヤーは新しい町に住んで市長になるのではなく、管理人となって新しいキャンプ場を作る。町を作るのではなく、どうぶつキャンパーが喜ぶようなキャンプ場を作るのが目的だ。しかしオリジナルの面白さは十分に残されている。魚をを釣ったり虫を捕まえたり走り回ってどうぶつとお話をしたりする。賑やかに休日を過ごしたり、自分の見た目をカスタマイズしたりできる。
任天堂のゲームの中でどうぶつの森はマイクロ支払モデルをうまく活かした設定だ(不動産ローンの支払が大きなテーマになるようゲームは少ないはず)。その結果、ポケットキャンプ(ダウンロードは無料)では「リーフチケット」によるゲーム内課金の仕組みが作られている。リーフチケットはゲーム内時間を短縮するなどさまざまな効用があるという。
われわれはゲームのプレビューを覗くチャンスがあった。このゲームでは他のプレイヤー(管理人)と交流するソーシャルな側面が含まれており、どうぶつの森は任天堂のソーシャル化を担うゲームになっている。プレイヤー同士で交流したり体験を共有したりする方法について多くの新しい発見があった。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)