元Google従業員が描く未来の診察室、Forwardを見学

今年の初め、サンフランシスコの金融地区の中心部に、未来的な診察室Forwardが最初のオフィスを構えた。しかし健康産業に従事する者の中には、ここで提供される独自のボディスキャナーや聴診器、その他の診療所内検査施設についての疑念を呈するものもいる。そこで私たちは、元Google従業員で創業者のAdrian Aounに、診療所内を案内して貰えるように依頼した。

もちろん、見学することと、検証することは異なる。この時点では、私たち自身でこれらの独自ツールを検証することはできず、またAounのスタートアップがこれまでどのくらいの資金調達をしたのかも不明だ。ただこうした素敵なツールたちが、患者たちに正確な数値を与えてくれる程度には十分であることを願っている。

私たちが知っていることは、Forwardが既に、Khosla Ventures、Founders Fund、First Round Capital、SV Angelといったベンチャーファームや、John Doerr、Eric Schmidt、Marc Benioff、Garrett Camp、Aaron Levie、そしてJoe Lonsdaleといったエンジェルたちを含む、かなりの数の投資家からの資金を集めているということだ。彼らがこの新しい試みに対して、しっかりした査定を行っていることを期待したい。

内部見学の様子を示した上のビデオを見て、何か意見があればコメントを寄せて欲しい。

[ 原文へ ]
(翻訳:Sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。