公式 emoji に障害者、介助犬、ワッフルなどが追加

新しい emoji(絵文字)のセットがUnicodeコンソーシアムで承認された。emojiをサポートしているプラットフォームならどのアプリにも共通の標準になる。今回のセットには、さまざまな障害をもつ人たちや介助犬、アシカなどの新しい動物、食べ物などが入っている。

障害をもつ人々のための新しい emoji がいろいろと加わったが、もちろん完全ではない(学習障害や精神障害を表現するのは難しい)。それでも、新しい emoji へのAppleの提案は、車椅子も電動と手動の両方が必要であることを指摘している。

個々の人たちが利用している支援技術はまちまちで障害のニーズによって異なる。自分で車を動かせないために電動車椅子を使っている人たちにとって、手動車椅子しかないことは現実性に欠ける。手動車椅子を使える人たちにとっては、本来よりも移動能力がないことを暗示することは現実的ではない。このため、2つはまったく別種の支援機器であることが示されるべきである。

例によって、上記の画像はサンプルにすぎない。最終的に使われるデザインは利用するデバイスやサービスに依存する。しかし、これらを提案したのはAppleであり、Appleは emojiの利用が非常に普及しているプラットフォームなので、最終的にもこれとよく似たものを見ることになる可能性が高い。

ほかにも便利そうなものがたくさん追加された。盲導犬と介助犬、アシカとフラミンゴ、ワッフルやバターなどの魅力的な食べ物(これでようやく私の朝食を正確に表現できる)など。サリー、ディヤ(ランプ)、トゥクトゥクなどアジアのユーザーに特に関係の深いものもある。

さまざまな肌の色や性別の人々への対応は、性差を意識させないデザインを含め、数年来検討が進められてきた。性差のない2人が手をつないでいる emoji やさまざまな色のバリエーションが新たに追加された。ほかにもまだ確定していない提案がいくつかあるので、今後もこの種の追加があるはずだ。

新しい emoji の全リストはこちら。コードが確定してお気にいりのメッセージングアプリに追加されるまでには数ヶ月かかるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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