フロリダ州オーランドを拠点とし、リモートオフィス向けにボイスメッセージをデジタル化するスタートアップのYacは、新たな資金調達ラウンドで750万ドル(約7億8000万円)を調達した。
同社のサービスはGGV Capitalが率いる投資家とSlack Fundからのリターン投資により、十分な規模の新規ラウンドを獲得するなど注目を集めている。
どうやら再発明されたボイスメールには何百万ドル(何億円)もの価値があるようだ。
「会議の未来は非同期で、耳と手が自由になります」と、Active CapitalのCEO兼創設者であるPat Matthews(パット・マシューズ)氏は、約1年前にシードラウンドを発表した際に述べている。
Justin Mitchell(ジャスティン・ミッチェル)氏、Hunter McKinley(ハンター・マッキンリー)氏、Jordan Walker(ジョーダン・ウォーカー)氏が共同設立したYacは、デジタルエージェンシーのSoFriendlyからスピンアウトし、Product HuntのMaker Festivalのピッチとして開発された。同社のボイスメッセージサービスはそのイベントのスタートアップコンペで優勝し、Boost VCとその創設者である第3世代ベンチャーキャピタリストのAdam Draper(アダム・ドレイパー)氏の関心を集めた。
シードラウンドから約6カ月後、Yacは別の起業家からの紹介のおかげでSlackからの支援を受けた。ミッチェル氏によると、2020年に行われた交渉の間に両チームはYacを利用してデューデリジェンス(リスク調査)を行ったという。2020年8月にSlackが資金調達に乗り出したと発表した時点で、Yacのサービス利用者数は5000人強で、Slackと同じようにアカウントごとに課金していた。
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タグ:Yac、Slack、資金調達、ボイスメッセージ
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)