外出先からいつでもペットの様子を確認し、話しかけておやつもあげられるPetziConnect

FitBark等、愛犬と繋がっているためのガジェットはいろいろと登場してきている。愛犬の健康チェックを目的とするものもあるが、今回紹介するのは、外出中でも愛犬におやつをあげたりして触れ合いたいという人のためのものだ。ただし、楽しくなっておやつをあげすぎたりしては、結局健康管理用ガジェットも必要になってしまうので、おやつのあげすぎには注意が必要だ。

おやつをあげることのできる、このPetizConnect。もちろんそれ以外の機能も搭載されている。ワイアレスHDカメラおよびマイクを内蔵しており、いつでもポチに呼びかけることができるようになっているのだ。呼ばれたポチは、飼い主の声が妙なところから聞こえてくることに驚き、頭を悩ませることとなる。

おやつをあげるにはアプリケーションを利用する。Android版ないしiOS版のアプリケーション、あるいはウェブクライアントが用意されている。写真やビデオの撮影も、こうしたアプリケーションから行う。写真やビデオが撮影できるとなると、セキュリティ面での不安も感じる人もいるだろう。インターネット経由でうちの中を覗かれてしまう可能性もあるだろうからだ。しかしもともと犬の背の高さに合わせて設置するものであるから、映っているものが何なのかはほとんどわからないかもしれない(床の上にちらばっているものなどは映ってしまう)。

PetzilaはもともとIndiegogoにて3万ドルの資金調達を目指していた。その資金でまずはファーストロットの製造を行おうと考えたわけだ。しかし、調達申込みの締め切りまでかなりの日数を残して、既に目標額は集めてしまった。PetziConnectsは、もっとたくさんおやつを欲しがったり、あるいは箱のなかに閉じ込められた飼い主を救い出そうと興奮するかもしれない犬に突っつき回されても大丈夫な外装になっているそうだ。出荷予定は12月。クラウドファンディングに参加してPetizConnectを入手するための最低金額は99ドルとなっている。

Update:Petzilaのスポークスマンによると、、モバイルないしウェブ部分、ネットワーク部分、そしてPetizConnect本体の間での伝送経路で、128ビットないし256ビットの暗号化を行っているそうだ。簡単に言えば、徹底的なセキュリティ管理を行なっているということらしい。

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(翻訳:Maeda, H)


投稿者:

TechCrunch Japan

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