ここ数年で動画配信サービスの数が多くなり、ある動画が特定のサービスでしか配信されていなかったり、有料レンタルのものが他のサービスでは無料だったりと、目的のタイトルを探すのも大変になってきています。
その状況を改善するかもしれない機能が、Android版の「Google Playムービー&TV」アプリに追加されました。
それは複数サービスからの横断検索機能。今後、Google Playにあるものだけではなく、Amazon Prime VideoやHulu、HBOなど20以上のサービスからタイトルを検索し結果を表示可能になります。複数のサービスで配信されさているものは、それぞれに価格なども表示されます。ただし、米国のみでのサービスです。
Google Play以外で配信されている動画を選ぶと、対応するアプリが起動、もしくはインストールを促されます。検索自体も、タイトルだけではなく、コメディやアクション、評価が高いもの、賞を受賞したものなどでフィルターが可能です。
また、Google Playムービー&TVアプリにも新機能が追加されます。1つは動画を評価する機能。これまで、Google Play上からは動画を星で評価する機能はありましたが、もっと単純に「サムズアップ」「サムズダウン」で好き嫌いを示せるようになります。これに応じて、動画をレコメンドするとのことです。
もう一つがウォッチリスト機能。この機能自体は以前からありますが、価格が変更されたり、Google Playで視聴可能になった場合に通知されるようになります。
現在は米国のみですが、サービスを横断しての検索は非常に便利そうなだけに、日本での展開も期待したいところです。
Engadget 日本版からの転載。