子ども向けSTEM教材開発のワンダーラボが資金調達、累計調達額3.1億円に到達

子ども向けSTEM教材開発のワンダーラボが資金調達、累計調達額3.1億円に到達

子ども向けアプリ・タブレット教材開発・運営などを行うワンダーラボは3月3日、第三者割当増資による資金調達を発表した。引受先は旺文社ベンチャーズ、EduLabのグループファンドEduLab Capital Partnersがそれぞれ運営するファンド。2020年7月実施の小学館からの資金調達を経て、3社からの合計調達額は3億1000万円となった。

調達した資金は、主にプロダクトの開発体制の整備や人材採用、プロモーションに投資し、成長を加速させる。また、海外展開に向けた調査・体制整備も積極的に行う。

2014年創業のワンダーラボは、STEM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手がけるEdTech(教育テック)分野のスタートアップ。

2017年にリリースした思考力育成アプリ「シンクシンク」(Android版iOS版)は、抽象思考の基礎となる思考センスを育てる問題を多数収録し、150カ国のべ150万人に利用されているという。また学力・非認知能力の両面に効果があることが実証実験で明らかになっている(慶應義塾大学 伊藤寛武氏、慶應義塾大学SFC研究所 葛西慧子氏、慶應義塾大学 中室牧子氏による「CAI(Computer-aided instruction)は生徒の認知能力を上昇させるのか?」)。

またSTEM教育領域の通信教育「ワンダーボックス」も、これまでにないデジタルとリアルを組み合わせた教材として2020年4月にリリースした。

EdTech分野では、マシンラーニングなどを用いた学習の効率化・最適化にスポットライトがあてられがちだが、同社は、「子どもの『知的なわくわく』を引き出す」ことにこそ、その時代の最高の技術や知見を活用していくとしている。

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カテゴリー:EdTech
タグ:資金調達(用語)STEM教育(用語)ワンダーラボ(企業)日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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