実践重視で生徒の関心が持続するプログラミングスクールAcadGildが開校

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今、プログラミングを勉強したい人にとって、選択肢はとても多い。Codecademyのようなところでマイペースでやるのもよいし、無料や有料のMOOCもある。あるいは、Holberton Schoolのような個人教授タイプもある。

今日(米国時間6/1)アメリカでローンチするAcadGildは、やり方がちょっと変わっている。その学習課程は10名以下の小さなクラスと、経験豊富な先生たちの指導を組み合わせて、プロジェクトベース(具体的現実的なプロジェクトを作っていく)で勉強をしていく。週に7日、1日24時間のサポートもつく。すべてオンラインで行われるが、クラスは一定の日にちと時間に(ネット上で)集まって、教科を消化する。

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プロジェクトの協同ファウンダーVinod Dhamはそれまで、IntelのPentiumプロセッサー部門のVPだった。彼によると、自分のキャリアはハードウェアで築いたけど、“これからの成長株はソフトウェアだ”、と考えている。しかも現状では、プログラミングのスキルに関して、未だに大きな需給ギャップがある。

Dhamも、今や人びとにプログラミングを教える企業や非営利団体がたくさんあることを知っている。しかし彼は、ビデオを使うMOOCは絶対に、プログラミングを効果的に教えられる方法ではない、と確信している。“プログラミングはビデオを見ておぼえるものではない”、と彼は言う。“それは、人にビデオを見せて水泳を教えようとするのと、おんなじだよ”。

パイロット事業によるAcadGildの最初のテストは、彼の故国インドで行った。故国であるというより、インドはプログラミングを教える人材がアメリカよりも見つけやすいのだ。しかも、ほとんどの人が英語能力が高い。

そのパイロットの間に、いろんなカリキュラムやコース編成をテストした。そのとき彼らはさまざまな発見をしたが、そのうちの一つは、生徒は具体的現実的なプロジェクトに自分で取り組む方が、学習成果が良い、ということだ。だから今日ローンチするコースでも、時間の半分はメンターに助けられながらアプリケーションを実際に作ることに当てられる。

AcadGildが今提供しているコースは、フロントエンドのデベロッパー向け、バックエンドのデベロッパー向け、データサイエンス、モバイル開発、テクノロジー主体の経営学、などだ。ひとつのコースが約12週、授業料は約600ドルだ。

子どものためのクラスもあり、それは500ドルぐらい。今後は、企業の社員教育もやってあげたい、という。

一部のプログラミングスクールと違ってAcadGildでは全員入学、途中で、ついていけないと自覚した者には返金する。インドで行ったパイロットでは、生徒の大半は既存のプログラマーのスキル・ブラッシュアップが目的、しかし、事前のプログラミング経験はゼロ、という人たちもけっこう多かった。後者のような生徒のために同社は、複数のプログラミング入門クラスを設けている。

AcadGildは今、各コースの入学申し込みを受け付けている。新しいクラスは、週に一つまたは二つのペースで始まる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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