建設職人マッチングの「助太刀」が経済産業省「IT導入補助金2020」対象ツールに認定

建設職人マッチングの「助太刀」が経済産業省「IT導入補助金2020」対象ツールに認定

建設職人と現場をマッチングするアプリ「助太刀」(iOS版Android版)運営の助太刀は9月3日、取引先・協力会社開拓マッチングサービス「助太刀アプリ」の法人プランが、経済産業省実施の「IT導入補助金2020」において、特別枠(C類型)として補助金対象のITツールに認定されたと発表した。

今回の認定により、補助金対象の企業が助太刀ビジネスプランもしくは助太刀エンタープライズプランを導入する場合、導入費用の最大3/4の補助金が支給される(要件を満たす中小企業・小規模事業者が補助金交付対象)。7次申請完了締切は2020年9月30日。申請完了までに2週間程度かかるため、早めに下記に連絡するよう呼びかけている。

  • 補助金の種類: C類型
  • 補助率: 最大3/4
  • 下限額: 30万円
  • 補助対象者: 建設業の中小企業・小規模事業者など
  • 補助対象経費: 助太刀ビジネスプラン利用料、助太刀エンタープライズプラン利用料、導入コンサルティング費用
  • 7次申請完了締切:2020年9月30日

同社は、登録事業者数は13万を超える助太刀を運営。助太刀では、76職種、居住地に基づく最適なリコメンド機能により今まで出会うのが難しかった、職人や工事会社に簡単に出会うことが可能という。実際の面談の前にアプリ上で十分なコミュニケーションを取れるため、導入企業様の業務効率化・生産性向上により大きく寄与できるとしている。

また正社員の求人の際には、求人サービス「助太刀社員」を使えば、アプリ「助太⼑」を使っているたくさんの職⼈・施工管理に向けて求⼈を掲載できる。

さらにフィンテック事業として、工事代金をすぐに・確実に受け取れる「助太刀あんしん払い」や、アプリでかんたん申込み・工事代金がチャージできるカード「助太刀カード」を用意。助太刀あんしん払いは銀行口座不要で利用でき、24時間365日セブン銀行ATMで工事代金の受取りが可能。これらのサービスにより、初めての取引先でも未払いの心配をせずに取引が行える。

EC事業の「助太刀ストア」では今後、材料や工具の購入、建機レンタルなど現場で必要なモノをどこでも注文できて、現場に直接届くサービスを順次拡充していく予定。

これらのサービスはすべて、煩雑な書類手続きや対面での申し込みは不要で、アプリ上での簡単操作で利用できる。同社は今後も、建設業界で働く人のあらゆる課題をワンストップで解決するプラットフォームの構築するとしている。

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TechCrunch Japan

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