折り畳みスマホSamsung Galaxy Fold使用レポート(2日目)

Galaxy Foldに関して複数のレビュアーが指摘している技術的問題について、前回言及していなかったことがあったならそれは私の怠慢である。この種のことは生産開始前のモデルではよく起きるのだが、こうした報告には一考の価値がある。つい数週間前われわれは同製品がまだ表舞台にでる準備が整っていないのではないかと心配していた。

少なくとも、この問題がどこまで広がっているかを確認するために、2000ドルを投じる前に2~3週間待つ正当な理由にはなる。

それはそれとして、私は自分のGalaxy Foldでなんの技術的問題も経験していない。今のところ問題なし。しかし、そろそろ素晴らしい機能の新鮮味も薄れ、問題が露見してくるころかもしれない。

明日の大きなロボットイベントを控えて、TechCrunchの多くの同僚がこのデバイスを触りたがった。レビューの評価はまちまちで、閉じたときの厚みと折り目についての指摘が多かった。少なくとも後者は、照明の具合に大きく依存する。このイベントのステージ裏は頭上の強い照明によって、端末が天井を向けられていると折り目が目立つ傾向があった。

一方私はトレーニングジムでエリプティカルマシンを使いながらビデオを見るのにこのスマホを使った。手前に傾けられた状態では折り目は目立たなかった。これは同製品の理想的な利用場面でもある。

その他気づいた点:

  • サムスンが言う「1日持つ」というバッテリー寿命は額面通りだった。通常の利用(5時間の飛行時間を除く)で24時間を少し越えることができた。
  • スクリーンには保護処理が施されているのだが、それがサムスンが出荷時に貼っている保護シートとよく似ている。剥がしてはいけない。画面を損傷してしまう。
  • うっかり(誓って本当だ)テーブルから落としてしまった。傷つくことはなかった。
  • 指紋がとてもたくさん。
  • グリーンの表面は光の具合によってはゴールドにみえる。ブルーにしておくべきだった。
  • われわれはGoogle Hangoutに使用した。ほぼ完璧だった。角度をつけて自立させることができる。
  • ワンタッチで閉じられる点はやはり気に入っている。

1日目のメモ

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。