予想どおり Googleは今日(米国時間10/4)のイベントでGoogle Homeスマートスピーカーの小型版を登場させた。Google Home Miniはホッケーのパックを小型にしたような円筒形で価格は50ドルだ。このサイズと価格ではもちろん高度な音質までは期待できないが、500グラムに満たない小型軽量のボディーにもかかわらずGoogle Assistantの機能をフルに利用することができる。しかもユーザーのフトコロも痛めない。
Miniは今日から予約受け付けを開始し、10月19日から出荷される。
新しい Google Home Miniのカラーバリエーションは3色(レッド、チョーク、ブラック=トップ画像)だ。この小型版は通常サイズのGoogle Homeのようなタッチセンサーを上面に備えておらず、いくつかのランプとマイクのスイッチがあるだけだ(プラス電源用のmicro-USBプラグを備える)。
Googleによれば、このデバイスは小さいものの、音質は十分に優れており、Chromecast対応のスピーカーに接続することもできるという。
ほぼ同価格のAmazon Echo Dotが大成功したことを考えると、Googleがこのカテゴリーに熱心になるのはうなづける。現行のレギュラーサイズのGoogle Homeは129ドルで昨年発売されたが、最近は100ドル以下のセールで販売されることもある。
Miniのもうひとつの特徴は上部がファブリックであることで、このデザインはリビングに(あるいは家庭の他の部屋に)マッチすることを考えたものだという。
Googleのハードウェア担当上級副社長、Rick Osterlohが今日のキーノートで認めたところによれば、ことハードウェア製品ではGoogleは常にトップを切っていたわけではない。しかしGoogleは常にベストのソフトウェアをユーザーに提供する。Google Homeはこのソフトウェアのおかげで誰でも簡単に音声で操作できるという。
Googleのホーム・ハードウェアの主席デザイナー、Isabelle Olssonは「リビングではたくさんのランプがちかちか瞬くような威圧的な機器は好まれない」と語った。「私たちはこのデバイスが置かれる環境を念頭にデザインした」と語り、Miniのようなデバイスではサイズや用いられる素材がデザイン上重要になることを強調した。
〔日本版〕GoogleのサイトによればGoogle Home/HomeMiniは日本でもすぐに発売されるという。日本のGoogleストアのページでウェイティングリストへの登録受け付け中。日本で注文可能になった時点でGoogleから通知メールが来る。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)