日本が独自技術によるホバリング列車を試験

Central Japan Railway Company(東海旅客鉄道㈱, JR東海)は、磁力で空中浮揚し、最大時速311マイル(500キロメートル)で走行する列車を試験している。それは今合衆国で実用化されている最速の弾丸列車の倍以上のスピードだ。

この列車の磁力浮上技術は車輪とレールの摩擦を減らし、これまでの高速弾丸列車よりも高速で走る。中国の上海ですでに実用化されている空中浮上列車は、最高実用速度が毎時268マイルとされているが、以前311マイルを記録したこともある。

この新しいShinkansen列車の初めての乗客が、山梨県にある試験軌道で乗車し、浮上走行による、これまでにないおそろしいスピードを初体験した。

BBCによると、テストは8日間行われ、2400名の乗客を乗せる。

東京名古屋間の実用運行は2027年に始まる。その所要時間は、40分だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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