今日(米国時間8/26)Facebookは、通常取引で時価総額1006億ドルに達した。IPOの不調とモバイルの懸念が投資家たちに同社株を手放させた上場1年目のFacebookにとって、このマイルストンへの道のりは長かった。
Facebookの株価は、2012年9月4日に17.55ドルまで下がった。このことが今日の1000億ドル達成をより面白くしている。同社が最低株価を記録した日からちょうど1年後のことだ。Facebookは、昨年秋以来時価総額580億ドル以上を取り戻し、52週最安値の価値を2倍以上に増やした。
実際Facebookは、史上最高値までごくわずかだ。IPO当日のTechCrunchが次のように報じている。「Facebook株は42.05ドル、売出価格の38ドルを10.5%上回る価格で取引を開始した」。
今日、Facebookは、41.34ドル、1.95%高で通常取引を終えた。時間外取引でもわずかに上げた。最高で史上最高値に数セントと迫る41.94ドルで取引された。
何がFacebookの長期的ブームを呼んでいるのか? 当初の落ち込みと正反対の理由だ。Facebookは、モバイル利用を高水準で収益化し売上成長を加速できることを証明した。Facebookは、ユーザー基盤を一貫して拡大すると共に、その機能的生涯生産性を示した。
今はFacebookにとっていいひと時だ。しかし、驚異的に高い評価額は、市場の反発や投資家の利食いを招く可能性がある。Google Financeは、同社の株価収益率12ヵ月移動平均を207.87と予測している。Yahoo Financeの数字は、わずかに低く、187.06だ。
次四半期の収支決算にわずかでもほころび ― Facebookの売上成長鈍化を予言することなら何でも ― があれば、Facebookは大きく株価を下げる可能性がある。しかし、今日はFacebookにとって良い1日だった。一般に取引が低調な日に、価値を2%伸ばした。
勢いだけでも、明日には同社を史上最高値に引き上げるかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi)