米俳優アルフォンソ・リベイロがフォートナイトのダンス訴訟を取り下げ

「ベルエアのフレッシュプリンス」のスターであるアルフォンソ・リベイロ氏は、彼の「カールトン」ダンスをゲーム内で無断使用したとしてゲーム「フォートナイト」の制作会社Epic Gamesを相手に起こしていた訴訟を取り下げた。

ロサンゼルス裁判所に提出された書類によると、リベイロ氏は自発的に訴訟を取り下げた。同氏はTake-Two Interactiveに対する同様の訴訟も既に取り下げている。先月リベイロ氏は、彼のダンスの著作権を司法省に否定され、おそらくそれが彼の訴訟にとどめを刺したものと思われる。

「カールトン」ダンスのおかしな腕の振り方はすぐ認識できるが、著作権局担当者には通じなかったようだ。リベルト氏の著作権主張を否定した米国著作権局の文書には拒否する理由として、彼の動作は「単なるダンスのルーチン」であり、舞踊術作品として登録することはできないと書かれていた。

一方では、オリジナルの創作表現は、常にクリエーターが限界に挑戦するインセンティブになっている。その一方で、ダンスの一動作を著作権登録するのは少々厄介に感じるが、もちろん気持ちは理解できる。おそらく、将来著作権ゴロが訴訟する分野が1つ減ったという意味ではいいことなのだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。