米7-Eleven、ネバダ州リノでドローン配達を77回完了

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これは史上最も成功したブランドシナジーの事例かもしれない。コンビニエンスストアチェーンの7-Elevenは、ネバダ州リノで、ドローンを使った配達を77回完了した。そう、アメリカのもう一方のギャンブル都市で “777” が達成されたのだ。サービスの運用を担当しているのは、商用ドローンサービスのスタートアップ、Flirteyで、7月から7-Elevenと共同で作業を進めてきた。

Flirtey+7-Elevenのコンビが通常商用サービスを開始したのは11月で、週末には選ばれた顧客12組にパッケージを送り届けた。ユーザーは専用に開発されたアプリを通じてドローン・オン・デマンドを利用できる。アプリでは在庫の中から商品を選ぶことができ、配送中はドローンに商品が積載されたときから戸口に着陸するまで通知が送られてくる。

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プレスリリースによると、注文可能な商品はあたたかい食べ物と冷たい食べ物、および市販の薬品で、Flitey製のドローン用コンテナに載せられて届く。ドローンは顧客の地点に到着すると上空をホバリングしながら商品を降下させる。ほとんどの配達は注文から受取りまで10分以内で完了する。

実を言うと、私はたった今タコスと風邪薬が欲しいのだが、外は凍てつく寒さなので、このサービスが初期ユーザーの中から何人かのファンを把んでいるに違いないとわかる。Flirteyと7-Elevenは、2017年にサービス地域を拡大すると言っているので、来年には私の願いがかなうかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook