ヨガやトレーニングをオンラインのライブレッスン「SOELU」(ソエル)を提供するSOELUは8月25日、第三者割当増資として6億5000万円の資金調達を実施したことを発表した。引受先は、DG Daiwa Venturesをリードインベスターに、GMO VenturePartners、HIRAC FUND、ベンチャーユナイテッドなどの合計10社となっている。この調達により、累計資金調達額は15億円になった。
2014年4月に設立し、2018年からはスマートフォンでヨガやトレーニングの双方向ライブレッスンが受けられるようになったSOELUは、2021年の7月、累計受講回数が200万回を突破した。2020年には、コロナ禍の影響で自宅で運動をする人が増え、会員数は7倍に増加している。
今回の資金調達は、「さらにSOELUを知っていただく機会や、お家で満足のいくフィットネス体験の実現」のためだとのこと。具体的には、「多くの人が無理なく運動を続けられる習慣付けをサポートするプロダクト」になるよう「インタラクティブなフィットネス体験作りやマーケティング、採用への投資」としている。同時に、食事や睡眠をはじめ運動以外の健康領域へのアプローチも強化する。2021年秋頃には初のSOELUブランド商品、プロテインの販売を予定しているという。
SOELUは、朝5時から深夜0時まで、15分から60分間のライブレッスンを、毎日200クラスを開講しており、月間6000本近く提供しているという。その他にいつでも利用できるビデオレッスンもあるそうだ。ヨガ、トレーニング、ダンスサイズ、ピラティス、マタニティ、ストレッチなど、300人の専門インストラクターが150種類以上のプログラムを用意している。受講者の姿はインストラクターにしか見えないシステムを採用しており、プライバシーが守られている環境で受講できる。