総合キャスティング企業のエイスリーがタレント写真のサブスク「TALENT STOCK」の事前会員登録を受付開始

総合キャスティング企業のエイスリーがタレント写真のサブスク「TALENT STOCK」の事前会員登録を受付開始

キャスティング事業・グローバルエージェンシー事業を手がけるエイスリーは10月12日、デジタルプロモーション用のタレント写真サブスクリプションサービス「TALENT STOCK」(タレントストック)の事前会員登録を受付開始した。正式リリースは2021年12月上旬を予定している。

エイスリーは、プロモーションなどでタレントを起用したい広告代理店やイベント会社、自治体などのクライアントに対し、俳優、モデル、声優、アスリート、文化人などの人材をマッチングさせ提案する総合キャスティング事業を展開。累計1万2000件、年間約1300件のキャスティング実績を持つ。

タレントストックは、契約者に対して「タレント写真のレンタル」を行なうサービス。あらかじめ撮影された写真の中から、撮影費用をかけることなく必要な素材を選ぶことができる。納品期間は最短で3日、登録タレントは初年度で500人を予定。月額利用料は10~100万円(税抜)で、予算に合わせたタレントを選択できる。契約期間は3/6/12カ月となっているため、短期契約で試験的に利用することも可能。総合キャスティング企業のエイスリーがタレント写真のサブスク「TALENT STOCK」の事前会員登録を受付開始

今回スタートした事前会員登録の特典として、先行ログインの実施、企業向け・代理店向けそれぞれのオンライン説明会の開催(それぞれ12月上旬を予定)、先着契約20社に対するサービス手数料無料キャンペーンも行なう。

今後エイスリーは、ウェブ広告の企画立案・実施・効果測定までをワンストップソリューションで提供するサービスも展開したいという。タレントストックで得る独自データと外部の各種データ(タレントの好感度、CM・番組出演情報、ソーシャルメディアデータなど)を統合的に分析し、タレント起用のマッチング精度を高める「タレストメタデータ」の開発も予定している。また、写真のほかにタレントの音声や動画、作品やキャラクターなど、総合的なタレントコンテンツ提供の拡充も図るという。

 

投稿者:

TechCrunch Japan

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