警察は3Dスキャナーとパノラマ写真で事件現場を分析している

ニューメキシコ州ロズウェルの警察は、3Dスキャナーを用いて犯行現場のバーチャルマップを作り、陪審員、裁判官、弁護士らが3Dパノラマ画像を使ってあらゆる角度から状況を見られるようにしている。

ロズウェル警察署は、現在Faro Technology製の3Dイメージング機器を使って事件現場を分析している数多くの警察署の一例にすぎない。つまり、この種の現場検証場面がお気に入りのテレビ番組で見られる日も近いということだ。

これは事件解決および法廷における犯罪追及で重要な役割を担うだろう。犯行現場をあらゆる方向から見ることによって、陪審員は2D画像以上の洞察を与えることが可能になる。
ロズウェル警察はこの装置を2008年から要求しており、このほどようやく8万6000ドルの予算獲得に成功した。

Faro Technologyは、レーザーおよび様々な接触点マーカーを使って、現場を立方的にミリ単位で測定すできる装置を提供している。Focus3Dと呼ばれるこの機械は、タッチスクリーン、GPS、および高さセンサーを備えている。ハンドヘルドデバイスはWiFi経由でパソコンに接続する。

最終結果はAppleマップやGoogleマップの3Dモードによく似ているが、細かい部分までははるかに詳しく描かれている。

[via Vice]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook