発注者が現場に行くことなく、賃貸マンションなどの原状回復工事を業者に発注できるクラウドサービス「リモデラ」を提供するREMODELA(リモデラ)は、5月31日、これまで関西地区のみで展開されていた同サービスを、6月1日より関東地域でも展開すると発表した。
不動産管理会社がこのサービスに原状回復工事をしたい物件を登録すれば、リモデラのスタッフが現場へ行き360度写真を撮影する。管理会社はこの画像を利用して、現場に足を運ぶことなく工事の発注ができる。
同社はこのサービスのメリットとして次の3つを掲げている。
- 自宅やオフィスから工事を発注できる
- 工事進捗が可視化されるため、最短の入居可能日を把握できる
- 引渡時の写真データを保存し、将来の退去時に活用できる
また、ITを活用することで業務が簡素化され、工事費用が安くなるという。
同社は順次、全国へサービスを広げてゆく予定だ。
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