Flexibitsは連絡帳アプリ「Cardhop」のiOS版をリリースした。最初にMac版が登場したCardhopではメッセージや通話、そして連絡帳への追加がより素早く行える。
iOSの連絡帳では、メッセージボタンを長押ししてもその動作は変えられない。しかしCardhopなら、通話やメッセージ、FaceTimeやFaceTime Audioだけでなく、WhatsAppやTelegram、Messenger、Skype、Viber、Twitterまでもをサポートしているのだ。
さらに、「Recents」タブでは連絡先だけでなく、アクションも表示される。これにより、よく使うアクションで友達とより簡単に連絡が取れる。友達の誕生日が一覧できる「Birthday」タブも面白い。さらに、G SuiteやExchangeにも対応している。
vCardのカスタマイズでは、誕生日や住所などを除外することも可能。QRコードでバーチャル名刺を作り、WeChatやSnapchat、Instagramに登録してもらうこともできる。
コマンドライン操作について
Cardhopはタブボタン上に検索バーを配置。ここでは直感的にコマンドを使いこなすことができる。
例えば、「WhatsApp Natasha」あるいは「wa Natasha」とタイプすれば、Natashaと会話が始められる。「copy Zack」とタイプすれば、コピーボタンつきのコンタクトカードが表示される。
連絡先の追加も簡単だ。「Amy Poehler 202-555-0172」とタイプすれば、かぶりをチェックした後に名前や電話番号を整理して登録してくれる。Siriショートカットでも、大事な人への通話やテキストをボイスコマンドで指示できる。
デフォルトアプリの代わりとして
CardhopはiOSに深く統合されており、アプリから通話をすると標準アプリが呼び出される。Cardhopからは出られなかった着信はみられない。一方で、Cardhopで作成した連絡先は標準アプリにも現れる。
もし大量の連絡先を抱えていれば、Cardhopはその取り扱いをすこし便利にしてくれるだろう。App Storeでの定価は4.99ドルだが、期間限定で3.99ドルにて購入できる。
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(文/塚本直樹 Twitter)