過去にTechCrunch Japanでも紹介した、レシピサービスのクックパッドが手がける生鮮食品のECサービス「クックパッドマート」がいよいよ本日9月20日よりスタートする。
クックパッドマートはアプリで必要な食材を選択するだけで生鮮食品が手に入るECサービス。街のパン屋さんや精肉店などの小規模店舗(パートナー)で扱う“こだわりの食材”をアプリで購入することが可能だ。最大の特徴は、クックパッドマートでは1品から食材を注文することができ、送料も無料であるということ。貧乏性の僕は、「〇〇円以上で送料無料」となるとついつい無駄なものを買ってしまったり、買いだめしてしまったりする。でも、食材は鮮度が命。クックパッドマートを使えば無理に買いだめする必要がないのがうれしいところだ。
また、レシピサービスのクックパッドならではの仕組みとして、食材のレシピに必要な食材をまとめて購入できる仕組みもある。
クックパッドマートの仕組みは以下の通りだ。クックパッドはまず、ユーザーから指定された食材をパートナーである精肉店や精魚店で集荷する。そして、食材を集荷した当日中に“受け取り場所”と呼ばれるピックアップ地点まで配送し、ユーザーがその受け取り場所まで自分で食材を取りにいくというシステムだ。
本日のリリース時点でクックパッドマートの受け取り場所として準備されているのは、東京・学芸大学駅周辺にある「なんでも酒やカクヤス 学芸大学前店」「カラオケの鉄人 学芸大学店」の2店舗。一方、食材を提供するパートナーは5店舗でスタートする。
クックパッドはこれまでに、すでに受け取り場所を提供するカクヤス(なんでも酒やカクヤス運営)と鉄人化計画(カラオケの鉄人運営)のほかにも、ツルハドラッグを運営するツルハやY2T STANDを運営するフェシリダージなど計5社との連携を発表しており、今後も受け取り場所とパートナーを順次拡大していく方針としている。
クックパッドマートのiOSアプリは、本日よりこちらでダウンロードできる。